マンションに限らず、住宅は住む人の使い方や住まい方によって、同じ場所でも痛み方は、違ってくる。また、マンションは共同住宅なので、1人の居住者だけが綺麗に住んでいても全体の管理面まではどうすることもできない。だから管理の善し悪しでも痛み具合は違ってくる。単に築年数だけの問題ではないことを知っておきたい。とは言っても、一旦建築されたものは時間の経過とともに劣化していく。そして修繕すべき時期が必ず来る。一般的に10年をサイクルとして大規模修繕が行われる。月々の修繕積立金は少ないため修繕の際には、1世帯50万~100万円もの一時金を徴収するケースもある。そう考えれば大規模修繕の終わった後、つまり築10年、築20年頃が一つの目安になる。ちなみにコンクリートが落ち着くのは3年後である。さらに住宅ローンの対象となるの築年数もある。マンションの寿命は、50~60年といわれるが、公庫や年金、財形からローンを借りることのできる築年数も考えながら、やらなくてはならない。なお1981年に新耐震設計方が施行されたため、それ以降の建築物には安全基準に対応した設計がなされるようになったことも考慮に入れておきたい。なにかとややこしい問題だ。